離職率が高い職場を見極める方法は?

ダメな職場

介護施設の課題として、最も大切なことの一つとして、離職率の減らすことです。今回は、離職率への意識が低い介護施設についてお伝えしていきたいと思います。

私は、以前、介護職員の人材紹介の人材コーディネーターをやっていましたが、多くの施設で、介護職員の不足が課題とおっしゃっていました。新しい職員を採用できても、すぐに退職となると、施設の現場で働いている職員には、かなりの負担となってしまいます。

未経験の方に、丁寧に教える事は、業務的にかなり負担となります。もともと人手不足で業務を必死で行っている上に、新人さんの研修を任せられることも日常的にあります。一生懸命教えたにも関わらず、数週間や数カ月で退職になってしまっては、精神的にも辛いこととなってしまします。

施設職員にとっても、退職になってしまった方にも、双方にとって大きな痛手となってしまします。

転職を考えている方には、ぜひ転職を成功させて欲しいと願っています。転職後は、長く続けられて、やりがいも感じられて、職員と親しくなれて、利用者さんから感謝されて、収入も上がって、自分の場所が見つかるようになることが理想的だと思います。

離職率が高い職場の特徴について、個人的な考えをお伝えし、少しでも転職の成功のお役に立てればと思います。

ただ、一回就職してしまうと、それなりに時間と労力が取られるだけでなく、不要な職歴となってしまいますよね。ですので、面接の際の離職率が高そうな職場かどうかを見極める方法をお伝えしていきます。

離職率が高そうな介護施設の面接

  • 上から目線で話してくる面接官
  • こちらの質問を聞いてくれない面接官
  • 給料・休日・有給について、詳しい説明をしてくれない面接官
  • 介護についての質問が少ない面接官

では、①の上から目線の面接官ですが、とても残念ですが、施設長や管理者の方でもコミュニケーション能力が低い方がいらっしゃいます。そういう方は、介護施設でのコミュニケーションの大切さを理解できていない可能性が高いと思います。どのような組織でもいえる事だと思いますが、組織はトップやリーダー次第で、良くも悪くもなります。

②こちらの質問を聞いてくれない面接官ですが、介護施設のような職場では、話合いの結果、お互いの良いところを尊重しあいながら、双方の落としどころを見つけることが大切になってきます。そもそも、こちらの意見や考えを聞いてくれないとなれば、その組織では、職員同士がぎくしゃくしている可能性が高いと思います。

③給料・休日・有給について詳しい説明がないですが、こちらは、求職者にとってはとても気になることですが、面接では聞きづらいとも言えます。なので、丁寧な面接官は、相手の立場にたって、詳しく教えてくれようとします。あるいは、説明したくないような給料体系や、休日や有休が取りづらい職場環境かもしれません。

最後に④の介護についての質問が少ない面接官ですが、施設長が介護の現場を全く把握していないケースもあります。施設長は、現場の業務に精通している必要はないかと思いますが、介護職員の気持ちや考えに寄り添える必要性は高いと思います。例えば、「なぜ介護の仕事をしようと思ったのですか?」や、「介護の仕事をする上で、不安なことはありますか?」や「これまでの介護施設では、どんなことを大切にしてきましたか?」などの質問があれば、この面接官は、介護職員の立場や考えを大切にしていると感じ取れますよね。

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